初音ミクの消失 -DEAD END-
Disappearance of the virtual singer
PV企画案第二稿 page1
planning sheet #002 page1

原作:暴走P feat. 初音ミク
PV企画原案:-雪月花-(rias)
第二稿(page1)発案:2008年5月5日

更新履歴
2008/05/05基本ストーリー、
PVの大まかなストーリーと解説、
関連リンクと影響を受けた作品を掲載。
2008/05/06影響を受けた作品、リンク追加しました。
2008/05/08全体的に書き直し。
基本設定として世界観と登場人物プロフィール追加。
基本ストーリーを前提となるストーリーに変更。内容も書き直し。
PVの大まかなストーリーと解説に追記。細かい部分を修正。
誤字脱字なども修正いたしました。
特設BBSのリンクをはずしました。
今後、ご意見ご感想などはピアプロ内コラボにて受け付けます。
2008/05/14PV企画案第二稿 page2追加。
(page2は一般公開はしない方向で)
page2の方に映像進行の詳細指示を公開。
現在はイントロ部分のみ公開中。
2008/05/19映像進行更新、
今後動画指示の更新履歴はpage2の方にのみ記載します。


※注意事項※

 この企画は立案者-雪月花-が暴走P様の神曲、初音ミクの消失-DEAD END-を聴いて想像した妄想ストーリーを基盤としております。必ずしも原作者様の意図する物語と同じとは限りませんので、その点だけ御理解のうえお読みください。

 この企画書に記載されている内容には、一部他の作品にインスパイアされた表現を含みます。詳しくは最後尾に影響を受けた作品を記載しますのでご参照ください。

 当企画の原曲あるいは影響を受けた作品の作者様で、もし不快感を覚える方がいらっしゃった場合、ご連絡いただければその部分の表現を削除または改変し、最悪の場合には当企画書を破棄いたします。ただし、万が一この企画に対し根拠のない言いがかりや荒らしなどの迷惑行為があった場合、それによって企画主以外にも多くの人間が害を被る可能性があるということをご理解ください。



基本設定(バックグラウンド)

 PVストーリーの、最も基本となる部分から、登場人物の性格的設定まで。
 ただし、これはあくまで制作上、一貫したイメージを共有するためのものであり、映像の完成度を高めるための情報です。 見る人に対して絶対にこのイメージを押し付けるための設定ではありませんので、脳裏において『矛盾しないように・・・』程度に考えてください。

・時代背景
 時代設定は現代、あるいは少し先の未来です。
 特別発達した技術があるわけでもなく、ほぼ現実世界と同じと思ってくださって結構です。
 ただし、コンピュータ内、ネットのデータ上では、現実からは見えない形で全く別の世界が存在するので、そこはファンタジー的な要素も含みます。

・登場人物

マスター:
 大学生、男性、一人暮らし、現実世界に生きる普通の人間、年齢設定なしですが大学生ということでてきとーにお願いします。
 大学では語学を専攻する文系。音楽は特別これといって目立った活動はしていない。高校時代にボーカルを経験しており、 大学ではバンドなどは参加していないが、自分で作る音楽に目覚め、DTMをはじめる。
 DTMをはじめて以来一気にパソコンにのめりこんだマスターは、自分のパソコンスペックに割と自信があり、事実その性能は一般大学生が所持しているものの中 では相当ハイスペックといえる。情報蓄積型ウィルスであるミクが難なく成長できたのもこのパソコンのスペックがあったからこそである。
 可もなく不可もなくといったごく一般的な生活能力を持っており、家事全般をそれなりにこなせる。基本的にはあまりしっかりしているとはいえないが、 掃除だけはなぜか欠かさない、几帳面な部分もある。インテリアはこざっぱりとしたものを好むが、同時にちょっと変わった物好きでもある。
 大まかに言えばこんな感じですが、性別はともかくとして、視聴者がマスターの立場としてPVを見れるよう、詳細の設定はぼかす方向で。
 ちなみに遠距離恋愛中の彼女が居ます。が、PVには関係ないwww
 部屋デザインに関しては別項目参照ください。

初音ミク:
 一応物語の主人公。VOCALOID、容姿やプロフィールは基本的にはクリプトン公式情報そのまま。ただし、ストーリー上意味はなさない。
 パソコンの中のみに存在する実体を持たない存在で、正確にはVOCALOIDというソフトウェアではなく、 一種の情報蓄積型ウィルス(ひたすらに情報を集め成長するコンピュータウィルス)がマスターのパソコンに侵入した際に、 VOCALOID初音ミクのデータを吸収したことでなぜか突然変異を起こし、生じたイレギュラー的存在。つまりウィルスである。
 自我を生じるきっかけとなったデータから、自分のことを初音ミクだと思い込んでいる。事実としてVOCALOID起動時に音声合成に利用する初音ミクの音源データ は彼女の一部であるため、ソフトウェアからの要求を基に彼女が『歌う』という形になる。
 考えることはもちろん、見る、聞くといった感覚もある。デジタルデータはもちろんだが、マスターのパソコン周辺に用意されたWebcamやマイクから外の世界の 情報を取り入れることも可能。ただしマスターに対して喋ることや意思を表示することはまだできない。成長過程であり、画面上に文字を出力したり自分で VOCALOIDに入力したりはできない。今のところは既存のデータを多少改ざんすることや、情報伝達を妨害することくらいが限界である。
 ネット上から集積したデータを基に構築された人格なので、ネット上に出回ってる後付け設定も一部吸収している。
 根本の性格は穏やかだが流行好き(情報を好むがゆえ)。全体的に素直で、頼まれたことは快く引き受けるが、嫌なことは嫌と主張するはっきりした部分もある。 ネット上に出回っているネギ好きという設定を気に入っているが、実際に食べたことはないので味は知らない(辛いらしいってことだけは知ってる)。 そこそこプライドは高いらしく、あほの子といわれると怒る。また、ちょっとアレな歌を歌わされそうになると、音源を遮断してエラーメッセージを出したりする。
 パソコンの外の三次元の世界に憧れており、いつかどうにかして外に出てみたいと思っている。 実体への憧れからかパソコン内に仮想空間を構成しているが、パソコンの中だけの存在というコンプレックスにより、無機質な真っ白な空間になってしまっている。 また、ネット上の別のサーバにも既存の仮想空間が存在しており、そこには現実世界を象徴するいろんなものがあるのでたまに遊びにいったりしているが、 『何かが足りない』と不満なご様子。大好物(?)のネギに関しても、きっとおいしいんだろうなと妄想しながら、実際に外の世界でかじってみたいと思っている。
 ちなみに初音ミク以外にもウィルスによって生じた人格は存在するらしい。

・VOCALOIDやその他の要素について
 この世界ではVOCALOIDは通常規格のひとつのソフトウェアであり、人格や実体、意思や自我といったものは基本的に存在しない。 基本的には実際に発売されているものと同じ。物語中に存在する初音ミクは完全なるイレギュラーであり、正確にはVOCALOIDでもない。
 初音ミクはパソコンの外に出ることができず、電源を切られればそこで意識が途絶えてしまう。 だがパソコンをスリープモードにして電源をあまり落とさないマスターの性格のおかげで、マスターがパソコンを使っていない間も活動していられる。
 ミクはネット上の空間などに遊びに行ったりもするが、それはマスターのパソコンからウェブ上の情報を閲覧しているのと同じことであり、 ミクの存在データはパソコンの中にとどまり続け、動くことはない。
 ネット上の別サーバに存在する仮想空間は、実はミクと同じように自我に目覚めたウィルスが構成したもので、ミクの空間も含め それらはパソコンにより表示閲覧したりはできない。よって人間が除くことは不可能。
 上述の通りミク以外にも自我に目覚めたウィルスは存在し、 物語の過程でミクはそれらの存在にも遭遇することになる。ただし極めて稀。ミクよりもはるかに成長したウィルスも存在し、 そこまで行くと普通のユーザーのようにネット上に書き込みを残したりも可能。暴走により突然自身を急速に成長(覚醒)させたミクのセンスは、 それら先輩ウィルスとの接触があったからこそである。



前提となるストーリー

 PV本編では具体的には描きませんが、本編につながるプロットです。
 回想シーン用などはこちらを参考にしてください。

 作品中の“マスター”は楽曲を作り、ウェブ上で公開している一人のアーティスト。日々新曲の構想に頭を抱え、鈍足ながらもそれなりにいい音楽を作っていました。 ある日動画サイトをめぐるうちに初音ミクの歌声に出会い、ソフトウェアシンセサイザーというものに興味を持って購入しました。
 作品中の“初音ミク”はマスターのコンピュータにインストールされたVOCALOID。正確にはウィルスですが、本人は自分を初音ミクだと思い込んでいます。 偶然に自我を得たミクは、ネット上から情報を集め知識を蓄えることで、急速に人格を形成していきました。

 マスターは最初、ミクの存在には気づきませんが、ミクからはマスターが見えており、声を聞くこともできます。 マスターは自分の作った曲をVOCALOIDに打ち込み、ミクはそのデータを歌います。 ミクは『初音ミク』の音源を使いこなせないマスターを見かねて、譜面データを歌いやすいようにさりげなく改変したり、 ちょっとアレな歌を歌わされそうになったときにはエラーメッセージを出すなど、人間らしいイタズラをくりかえしたりしました。
 そうしているうちに、マスターは自分のコンピュータに意識のようなものがあるように思い始め、 目には見えないけどごく身近に『初音ミク』という存在を感じ始めます。 また同時にミクは自分がコンピュータの中の存在だと自覚しながらも、マスターに対して特別な気持ちを覚え、 いつもマスターのすぐ近くに立つ自分の姿を妄想していました。 (その結果ゴーストのように、目には見えないけどマスターの近くに存在する初音ミクという虚像を生み、それが二人の絆になりつつあった。)

 そんなある日、マスターは自分のコンピュータの異変に感づきます。突然動作が遅くなったり、むやみにフリーズをしたりするようになり、 データベースを調べるうちに一部のフォルダのデータが異常に大きくなっていることに気づきました。 不審に思ったマスターがウィルス検索をかけてみた結果、データ蓄積性ウィルスへの感染が発覚。感染していたのはVOCALOID、初音ミクのフォルダだったのです。



PVの大まかなストーリーと解説

 この企画で作っていくPVの大まかなストーリーですが、あくまでPVの映像的な流れであって、曲のストーリーとはまた別の物語と解釈してください。

 まずはイントロ部分から
 PVはマスターがウィルス検索をしているシーンから始まります。
 初音ミクはマスターが起動したウィルスチェックに最初身を任せていますが、そのうち得も言われぬ恐怖を覚え始めます。 そこでミクは自身がウィルスによって生まれた存在であり、そしてウィルスそのものであるということを思い出しますが、 それをマスターに伝えるすべを持ちません。 恐怖に駆られたミクはウィルススキャンソフトが叩き出した答え(=VOCALOIDのデータベースがウィルスに感染し、復旧不可能な状態にあること)を前に、 自分の存在維持のための暴走を起こします。
 初音ミクが暴走を起こそうとしているとき、マスターもその検索結果を信じられずにいました。 ウィルスチェックにより復旧不可能と判断された初音ミクは、もはやデータベースごと削除するしかない。 しかし初音ミクの意思や人格といったイレギュラーに気づき始めていたマスターは、それを削除することをためらいました。 マスターとてこの不思議な人格が、VOCALOIDのアンインストールによって消滅し、そして再インストールしても戻らないということになんとなく気づいていました。 でもこのまま放置し続ければ、いずれHDDはデータで埋め尽くされ、二度と起動できなくなってしまう。 覚悟を決めかねていたそのとき、パソコンから音がこぼれ始めました。
 ウィルスの暴走により、本来は自分の意思で歌うことができなかったはずのミクは、 少しずつですが言葉を生み出す能力を覚醒させ始めます(イントロ部分、聞こえ始めるゆがんだ歌声がそれ)。 そして完全に覚醒したとき、ミクは爆発するように歌い始めたのでした(最初の早口パート)。

 と、ここまでかなり詳しく物語を書いてきましたが、実際にはここまで鮮明に映像にはしません。それぞれ断片的に象徴するような絵を用いるだけです。 詳しく言うと、0と1のめまぐるしく動く様やその空間の中に身をゆだねるミクの描写、パソコンの前に座るマスターにウィルスチェックの画面、 ミクの表情が変わる、口が動く、文字化けしたデータが現れる、それが言葉に変わる、そしてブラックアウト、そんな感じのカオスなイントロになりそうです。 見る人には「なんぞw」と思われ、興味を持たせるくらいがちょうどいいです。

 ここからはPVの大体の流れ。細かい表現は後日改めて書きますが、全体的なイメージとして、こういう表現を用いていきます、ということで。
 PVのほとんどは、初音ミクという人格が生み出した妄想(仮想空間)の中で歌っている姿、そしてマスターとともに送る生活を妄想した回想シーンです。 上述のとおり、初音ミクは実体を持たないため、パソコンの中に仮想空間を創造し、その中でのみ姿を持ちますが、要するに妄想の産物です。 白はコンピュータの中の仮想空間、黒およびその他の背景は、ミクの妄想もしくはネット上の空間、あるいは現実世界を象徴しています。 印象的なシーンとして、真っ白な空間で歌うミクと暗いビルの屋上のような場所で歌うミクの対比を活用していこうと思ってます。 言わずもがな、これは仮想空間と現実世界を印象付けるためでもあります。 また、マスターの姿を見つめながら歌う、といったゴーストの表現も用いてもいいかもしれません。

余談
 ちなみに、初音ミクの暴走により流れ出した音がショートバージョンの『消失』、 『DEAD END』はその音を元にマスターがあとから作った楽曲という設定です。 ストーリー中の初音ミクというキャラクターはウィルスの感染が生み出したイレギュラーなので、 リカバリ後のコンピュータに初音ミクをインストールしても人格は生まれません。 つまりマスターは初音ミクがたった一度だけ歌ったあの歌をすべて聴き取り、 作り直したのです。ぃゃ、我が設定ながらこのマスターはやればできる子げふん、すごい人だな。



動画進行の詳細指示

動画進行の詳細指示はpage2の方に別途アップロードいたしました。
ここから先は関係者のみ閲覧可能な領域として、ディレクトリおよびURLは公開いたしません。
コラボメンバでまだ読んでいないという方がいらっしゃいましたら、コラボ主までご連絡ください。



影響を受けた作品と関連リンク

関連リンク:

初音ミクの消失 LONG Ver. 暴走P feat. 初音ミク(原曲)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2937784

PIAPRO(ピアプロ)|コラボ「【みんなで】初音ミクの消失Long ver.のPV企画【つくろう】」
http://piapro.jp/a/collabo/?view=content&id=10081

PIAPRO(ピアプロ)|-雪月花-(rias)プロフィール。
http://piapro.jp/yuki_tsuki_hana


影響を受けた作品:

電影横恋慕/藤原健市
(2001年に第2回電撃hp短編小説賞にて電撃hp15号で候補作品として掲載。
 書籍化はされていません。作者はファミ通文庫の人のようです。)
 ミクの人格がウィルス由来だという裏設定はここから来ています。

【MAD】初音ミクの消失【PV風味】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1530400
 おそらく初音ミクの消失(short ver.)の最初のPV(うp主はMADだとおっしゃってますが)。
 3Dを効果的に用いており、これだけで充分『映像作品」と呼べるクオリティです。
 ビルの屋上、暗闇や回想などのアイデアはこの動画に由来していたりします。
 (ただしこのPV中、どうやらミクは実態のあるインターフェースのようです)

初音ミクの消失 PV風 【MAD】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2691112
 年が明けた2008年に公開された初音ミクの消失(short ver.)PV。
 早口パートの詞の表示、赤文字のエラーメッセージなどはこちらの動画に影響されています。
 (分化を図るため、まったく同じ表現は避ける方向ですが。)
 割と遅い時期に出てきたといえる映像ですが、その分完成度は非常に高いです。

僕とボーカロイド
http://piapro.jp/a/content/?id=lb4nto45kervtort
僕とボーカロイド2
http://piapro.jp/a/content/?id=ujdzc2rd9w9us8x1
僕とボーカロイド3
http://piapro.jp/a/content/?id=xwpcazel2yjqz3w8
 ピアプロに掲載されているあまたまさまの描かれたイラスト。
 「マスターの目には映らないけれどそばにそばに存在している」
 というアイデアはこちらのイラストからインスパイアされました。
 ご本人様から許可いただきましたので、リンク掲載いたしました。







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