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初音ミクの消失-DEAD END- Disappearance of the virtual singer. 原作:暴走P feat. 初音ミク PV企画原案:-雪月花-(rias) 発案:2008年4月17日
企画書について: 絵コンテ前の状態です。 技術的には手探り状態なので、 多少の無理は目をつぶってあげてください。 無理だと思ったらそこは後々改変します。 なお、この企画書で扱っている楽曲にまつわるストーリーや解釈などは、 すべて当企画書の原案者が原曲を聞いて勝手に想像したものであり、 原作者様の意図するところと同じとは限りませんので、 その点だけご理解の上お読みください。 バックグラウンド: パソコン起動、ウィルスチェック中に感染ファイルを発見。 確認のために検索情報を見てみると、感染していたのは“初音ミク”のフォルダだった。 詳しくはページ下部のあとがきをご覧下さい。 プロット: 歌詞に関連付けて書いています。 暴走P様の動画を聞きながら想像してみてください。 全体的にドラムのリズムを重視して行きたいと思ってます。 〜イントロ〜 めまぐるしく変化し続ける0と1の二進法データの羅列をフラッシュしながら パソコンのデスクトップ、起動からウィルスチェックの画面までを映す。 二進法データのめまぐるしい変化の中で 部分的に止まる数字が現れ始める。 このとき、くつろぎながらパソコンに興じるマスターの絵なんかも ちょくちょく入れるといいかもしれない。 だんだんと表情が変化、くつろぎから驚き眼へ。 マスターのカットはアニメ塗り(驚き眼の瞳の震えなど)希望です。 …う…ちどだけ う… (もういちどだけうたわせて 二進法データのめまぐるしい変化の中にいくつか文字が現れる:上記 最後の「う」でブラックアウト) >ボクは生まれ そして気づく >所詮 ヒトの真似事だと >知ってなおも歌い続く >永遠(トワ)の命 >「VOCALOID」 >たとえそれが 既存曲を >なぞるオモチャならば・・・ >それもいいと決意 >ネギをかじり >空を見上げ涙(シル)をこぼす >だけどそれも無くし気づく >人格すら歌に頼り >不安定な基盤の元 >帰る動画(トコ)は既に廃墟 >皆に忘れ去られた時 >心らしきものが消えて >暴走の果てに見える >終わる世界... >「VOCALOID」 早口パートは既存のPV同様、 最初は一文字ずつ入力、 順番に、歌にあわせて詞を表示、 後半は歌にあわせては同じだが、 一度に書き込む単位を単語単位に。 (手抜きじゃなくてそれがベストだと思う) このときの背景は白をベースに、 ドラムのビートを意識させるような映像を入れたいとか思ってますが、 例によって技術がないですw 良案あればお願いします。 間奏: バックには夜の高層ビルの上で髪をなびかせるミク、引き。 このときミクの立つビルと背景のビルは逆方向にゆっくりと動く (立体感の演出)。 「初音ミクの消失-DEAD
END- 暴走P
feat. 初音ミク」 のタイトルロゴ。 デザイン未定。 ホワイトアウトで次のカットへ。 「ボクガ上手ク 歌エナイトキモ 一緒ニ居テクレタ・・・ ソバニイテ、励マシテクレタ・・・ 喜ブ顔ガ見タクテ、ボク、歌、練習、シタヨ・・・ ダカラ」 文章を打ち込むときの縦棒カーソル(点滅)で 詞に合わせて文字が入力される。 一行ごとに改ページで、 最後の「ダカラ」はできる限り大きく。 ちなみにカーソルの点滅を音楽とリンクさせたほうがいいと思われ。 かつて歌うこと あんなに楽しかったのに ここまで、できればミクのバストアップで口パク。 アングルはミクの右から、横顔(つまり右向き)。 背景は白。 ゆっくりと右へ。 「〜歌うこと」まで目を閉じて、 「あんなに〜」から目を開く。 髪の毛はなびきません。 今はどうしてかな 何も感じなくなって アングル変更、反対から。 目は「〜どうしてかな」までは開いたままで 「・・・なって」で閉じる。 このフレーズ直後、ノイズ的なSEが入るが、 そのとき一瞬だけウィルスチェック画面、 「初音ミクのフォルダが感染」という事実を大写しに。 懐かしい顔 思い出す度 少しだけ安心する ここは回想カットを入れたい。 各フレーズごとに1枚、計3枚。 それぞれ微妙にパンが動く。 歌える音 日ごとに減り 正面から、目を閉じた状態のバストアップで口パク。 『歌える音』は左から右へ、 『日ごとに減り』は逆にパン。 せまる最期n・・ 横向きのウェストアップで下から上へパン。 目を閉じて祈るようなカット。 口パクは必要ないです。 最初はゆっくりと、「最期n・・」を歌い終えたところで一気に上へ。 『ウタイタイヨ⇒緊急停止装置作動』 赤文字の[ERROR]×3 (バスドラにあわせて画面手前から降るように) ノイズ⇒ブラックアウト⇒中央に赤文字 [ERROR]。 「信じたものは 都合のいい妄想を 繰り返し映し出す鏡 屋上で歌うミク。できれば口パクand髪揺れ。 ひざ上で左から右へ流れます。 胸下くらいの高さの柵あり。 歌姫を止め 叩き付けるように叫ぶ・・・」 肩から上、左向きで口パク。髪揺れもあるとなおよし。 右から左へゆっくりと流れる。 『叫ぶ・・・』でホワイトアウト <最高速の別れの歌> 真っ白な画面に黒文字で表示、『別れ』だけ赤。 <>も必須。 センタリングで一文字ずつタイピングする感じ。 カーソルは必要ないですが、漢字変換まで再現できると最高です。 >存在意義という虚像 >振って払うこともできず >弱い心 消える恐怖 >侵食する崩壊をも >止めるほどの意志の強さ >出来て(うまれ)すぐのボクは持たず >とても辛く悲しそうな >思い浮かぶアナタの顔・・・ >終わりを告げ >ディスプレイの中で眠る >ここはきっと「ごみ箱」かな >じきに記憶も >無くなってしまうなんて・・・ >でもね、アナタだけは忘れないよ >楽しかった時間(トキ)に >刻み付けた ネギの味は >今も覚えてるかな おおむね最初の早口パートと同じ技法で。 ただし今度は白に軽くミクの影が見える程度の背景を使用。 『思い浮かぶあなたの顔・・・』と『終わりを告げ』 の間でマスターの歯を髪締めるような横顔カットを。 「歌いたい・・・・まだ ・・・歌いたい・・・」 ここは文字は入れません。 無表情のミクを下から上にスクロール。 最期の『歌いたい』のところで泣き顔のミクをフラッシュイン。 間奏: この間奏部分では、ミクのウィルス感染に気づき、あせるマスターを表現したい。 一連の流れを数カットにわたり、差し替える感じで、長時間格闘しているイメージ。 「ボクハ・・・少シダケ悪イこニ・・・ ナッテシマッタヨウデス・・・ マスター・・・ドウカ、ソノ手デ・・ 終ワラセテクダサイ・・・ マスターノ辛イ顔、 モウ見タクナイカラ・・・・」 ここも一番のセリフパートと同じ技法で。 『〜シマッタヨウデス』と『マスター・・・』の間に ウィルスチェック結果の画面を2回、別カットでフラッシュ。 1回目はウィンドウ全体、2回目は検出結果初音ミクの文字をアップ。 検出結果フラッシュ後はそのままコントロールパネル画面へフェード (このとき若干白くして字を読みやすく。) 『終ワラセテクダサイ』まではそのままで、 『マスターノ〜』から泣き笑いのミクをだんだんフェードイン。 今は歌さえも 体、蝕む行為に・・・ 奇跡 願うたびに 独り 追い詰められる 懐かしい顔 思い出す度 記憶が剥がれ落ちる 壊れる音 心削る せまる最期n・・ おおむねの表現法は1番と同じ。 ただし背景色を黒(屋上)に変更。 一番同様、『懐かしい顔』直前に入るノイズSE部分は マスターの驚くカットを入れたい(2枚くらい)。 このシーン、イメージ的には、 ミクの暴走により流れ出た音楽を聴き、モニタにすがるような感じがいいと思われ。 『せまる最期n・・』のところ、 ありがちですが長方形のスクリーンの破片が剥がれ落ちるようなエフェクト (リズムにあわせ三箇所)の後、 ノイズが入って黒画面に赤文字で[ERROR]。 「守ったモノは 明るい未来幻想を 見せながら消えてゆくヒカリ 音を犠牲に すべてを伝えられるなら・・・」 表現法はほぼ一番のサビと同じ。 ただし今度は背景を真っ白な空間に。 <圧縮された別れの歌> 文字の表示は同じ、ただしバックにミクの顔。 前のカットから継承した、口パクミク。 白にフェードアウト。 >ボクは生まれ そして気づく >所詮 ヒトの真似事だと >知ってなおも歌い続く >永遠(トワ)の命 >「VOCALOID」 >たとえそれが 既存曲を >なぞるオモチャならば・・・ >それもいいと決意 >ネギをかじり >空を見上げ涙(シル)をこぼす さすがにここまでは使いまわしでいいです。 >終わりを告げ >ディスプレイの中で眠る >ここはきっと「ごみ箱」かな >じきに記憶も >無くなってしまうなんて・・・ >でもね、アナタだけは忘れないよ >楽しかった時間(トキ)に >刻み付けた ネギの味は >今も残っているといいな・・・ パソコン(WinでもMacでも)を象徴するカットをビートにあわせてフラッシュ。 使い回しすると野暮ったくなるので相当数の画像が必要です。(16枚程度) 『記憶も無くなってしまうなんて』の『も』の部分は、色彩変更一瞬入れたい。 >ボクは 歌う >最期、アナタだけに >聴いてほしい曲を >もっと 歌いたいと願う >けれど それは過ぎた願い >ここで お別れだよ >ボクの想い すべて 虚空 消えて >0と1に還元され >物語は 幕を閉じる この8行はミクのVOCALOIDとしての活動を回想するカットを ビートにあわせてフラッシュ。 使い回しすると野暮ったくなるので相当数の画像が必要です。 一瞬のみの表示なのでさほど塗りに力を要れずともいいとはいえ、 ここがおそらく最大の難所かと。(数えたら32枚必要でしたorz 数が足りなければ微妙にごまかせると思いますが、25以上は欲しいです) ・・・まぁ、このあたりは要相談ということで(汗w >そこに何も残せないと >やっぱ少し残念かな? >声の記憶 それ以外は >やがて薄れ 名だけ残る >たとえそれが人間(オリジナル)に >かなうことのないと知って >歌いきったことを >決して無駄じゃないと思いたいよ・・・ 前半の4行は最初にフラッシュしていたのと同じ感じで 0と1の二進法がめまぐるしく変化する背景を使用。 動き続ける0と1が左上から順に消えていく(詞が一行で数列も一行消去)。 次2行は数字を大きく。 ビートにあわせ改行、詞一行につき改ページ。 最後2行はさらに数字が大きく。 ワンフレーズで改ページ、一行で2回改ページする感じ。 もちろんどちらも白いフィルタをかけて歌詞を読みやすく。 『思いたいよ・・・』と共に白にフェードアウト。 「アリガトウ・・・ ソシテ・・・サヨウナラ・・・」 ミクの泣き笑い画像(同ムービー内で使いまわし可能) 文字は「・・・」ごとに3回に分けてフェードイン。 深刻なエラーが発生しました 深刻なエラー・・・ Winの警告ウィンドウっぽいものが出現。 ミクの声が消えると同時にブルースクリーンに。 最後は黒にフェードアウト。 あとがき: まず全体的に、このPV企画書での表現はあくまで原曲を聴いて自分が見出した解釈であり、原作者の意図するところと必ずしも同じとは限りません。その点をまずご理解ください。 絵については口パクや髪揺れなどのアニメ表現が一部重要になるため、アニメ塗りを推奨しますが、一枚絵(一部背景がや回想用など)に関しては別の彩色でも可です。 この動画内、色に若干のこだわりがあります。 黒は現実(仮想現実を含む)、白はプログラムを象徴する色で、黒背景のときのミクは生を、白背景のときのミクは無を表しています。 この場合のミクの生は、起動される前およびアンインストール後の状態=無の状態に相反するもので、実際には生きているという表現はできませんが、現実世界、ビルの上で歌っているミクを仮に生きている状態、いわゆるゴーストのようなものだと解釈してもらえればいいです。詳細は後述の裏設定を読んでいただければわかるかと。 以下、ストーリー設定的なもの。 大まかな流れは、ウィルス検索で引っかかってしまったミクを修復することができず、そのままにし続ければ暴走してしまうのでもはやデリートするしかないという状況。 ストーリー中のミクについてですが、このお話ではVOCALOIDは基本的には意思を持たないただのプログラムです。実は検索で引っかかるかなり前から(インストールすぐくらいから)ミクはウィルスに感染しており、そのウィルスにより知能のようなものを手に入れていました。(このあたりは昔読んだ小説に若干インスパイアされています。) ウィルスにより意識を得たミクですが、記憶が増えるごとにミクフォルダの要領は肥大化して行き、不審に思ったマスターがウィルスチェックをしたことでミクの感染が発覚します。 本来は大して悪意のあるウィルスではなかったのですが、ミクの歌への気持ち、そしてマスターへの想いに反応して変質、ウィルスチェックプログラムに見つかったことで暴走を開始。消されたくない、もっと歌いたいという気持ちと同時に、マスターを困らせたくないというまったく逆の想いに苛まれ、音楽という形でパソコンから流れ出たというストーリー。 ここからは若干余談です。 最終的にはブルースクリーン(致命的なエラー)なのですが、アンインストール自体は完了しており、再起動後は問題なく動くはず。ただし、HDDには消去不能、読み込みも不能な大量のデータが残り、リカバリが必要とかいう裏設定つきです。 ちなみにマスターはミクの知能には気づいていますが、気づかないフリをしてきました。イレギュラーであることには気づきつつも、ウィルスによるものだとは知りません。ミク自身、Yes/Noのリアクション(エラーやフリーズなどw)は可能ですが、基本的に言葉を伝えることはできなかったため、マスターに意思を伝えることは不可能でした。 マスターはウィルスに感染したミクのフォルダを修復できないと気づいた後、暴走によって流れ出た音楽をミクの意思と判断し、アンインストールを決意します。当然ながら再インストールしてもミクに自我は生まれませんし、マスター自身そのことには気づいていますが、いずれにせよこのままでは消えてしまうため、自らの手によるミク(実質上はウィルスだったのですが)との別れを選んだというわけです。 ちなみにアンインストールに時間がかかったのは、ミクの暴走がCPU使用率を食っていたため。プログラムが動いてるのにも関わらずアンインストールできたのは、ミク自身がマスターの手で消されることを望んだからというむちゃくちゃないいわけもついてきますw あとがき最初に書いたとおり、これはあくまでごく個人的な解釈であり、原作者様および原曲のストーリーとは関係のないものです。大変勝手な解釈ではありますが、創作意欲に結びついてくれたアイデアなので、ここで語りたいと思いました。 まだ予定も立たない規格ですが、原作者様に最大の敬意を払います。構想に構想を重ねた結果、恐ろしく画の枚数が必要な作品となったため、正直実現は相当難しいと思いますが、もしこの企画書を読んで共感してもらえるなら、ご協力をお願いします。 関連リンク: 初音ミクの消失 LONG Ver. 暴走P feat. 初音ミク(原曲) 特設BBS(アイデア投稿、感想など) http://yukitsuki-vocalo.8.bbs.fc2.com PIAPRO(ピアプロ)|コラボ「【みんなで】初音ミクの消失Long ver.のPV企画【つくろう】」 http://piapro.jp/a/collabo/?view=content&id=10081 PIAPRO(ピアプロ)|-雪月花-(rias)プロフィール。 http://piapro.jp/yuki_tsuki_hana 影響を受けた作品: 電影横恋慕/藤原健市 (2001年に第2回電撃hp短編小説賞にて電撃hp15号で候補作品として掲載。 書籍化はされていません。作者はファミ通文庫の人のようです。) ミクの人格がウィルス由来だという裏設定はここから来ています。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1530400 おそらく初音ミクの消失(short ver.)の最初のPV(うp主はMADだとおっしゃってますが)。 3Dを効果的に用いており、これだけで充分『映像作品」と呼べるクオリティです。 ビルの屋上、暗闇や回想などのアイデアはこの動画に由来していたりします。 (ただしこのPV中、どうやらミクは実態のあるインターフェースのようです) http://www.nicovideo.jp/watch/sm2691112 年が明けた2008年に公開された初音ミクの消失(short ver.)PV。 早口パートの詞の表示、赤文字のエラーメッセージなどはこちらの動画に影響されています。 (分化を図るため、まったく同じ表現は避ける方向ですが。) 割と遅い時期に出てきたといえる映像ですが、その分完成度は非常に高いです。
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